2015年6月16日火曜日
脱税裁判の(株)オプト、 自己破産へ 負債額100億超
脱税裁判の(株)オプト、(株)笛吹/事業停止 自己破産へ 負債額100億超
2010年ごろ、脱税で話題になっていた、太陽光発電の半導体基板材料シリコンウエハーの製造、販売の(株)オプト(所在地:山梨県笛吹市御坂町金川原831-1、登記簿上所在地:山梨県都留市玉川642、代表:田原守紀)と、関連の(株)笛吹(所在地:山梨県笛吹市境川町大坪630、代表:田原勝代)は4月30日付けにて、事業を停止、事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入っ た。
負債額はオプトが約65億円、笛吹が約40億円。
担当弁護士は、山形康郎弁護士(大阪府大阪市中央区北浜2-5-23、弁護士法人関西法律特許事務所)ほか3名となっている。
オプトは、太陽電池パネル用のシリコンウエハ加工を行っていたが、韓国・台湾・中国勢の台頭に、世界の市場シェアの河畔を有していた日本の太陽電池パネルメーカーは大幅に衰退、シリコンウエハ加工の受注も極度に減少してきていた。
その上、2010年2月には、会長らが脱税で逮捕され、信用も失し、2008年8月期には340億円の売上高を計上していたものの、2014年期の売上高は15億円台まで減少していた。
関連記事引用
太陽光関連会社の会長ら3人逮捕 法人税5億円免れた疑い
2010/02/26 19:44
甲府地検は26日、法人税約5億円を脱税したとして、法人税法違反の疑いで山梨県都留市の精密部品メーカー、オプトの会長田原貞良容疑者(67)ら3人を逮捕し、東京国税局と合同で会社や田原容疑者の自宅など7カ所を家宅捜索した。
同社は近年ブームとなっている太陽光発電の半導体基板材料シリコンウエハーの製造、販売を主力に、業績を急速に伸ばしていた。
逮捕容疑は売り上げを少なく申告したり、実体のない会社に材料を発注した経費を架空計上したりする手口で、2005年8月期から07年8月期までの3年間に約17億円の所得を隠し、法人税約5億1100万円の支払いを免れた疑い。
ほかに逮捕されたのはオプトの経理担当社員、渡辺しのぶ容疑者(51)と、田原容疑者の知人の無職村松正彦容疑者(69)。地検によると、3人とも容疑を否認している。
オプトは現職の会長らが逮捕されたことについて「困惑している。コメントはできない」としている。
信用調査会社によると、オプトは田原容疑者の弟が1988年に創業。08年の売上高は340億円で、03年の約28倍に上る。非上場。
引用元:太陽光関連会社の会長ら3人逮捕 法人税5億円免れた疑い
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿