2014年12月8日月曜日

ハウステンボスは一年でどうやって黒字になったのか?


ハウステンボスは一年でどうやって黒字になったのか?



社員に『掃除』、『あいさつ』、『動きを2割早く』というお願いをした


出典ハウステンボスは一年でどうやって黒字になったのか?:ネットバー:ITmedia オルタナティブ・ブログ



成功している企業は基本的となる掃除、あいさつができている。そして2割売り上げを挙げて、2割経費を削減すれば利益がでるという考えのもと行われました。


「ウチはやらない」とディズニーへのこだわりを捨てる


出典ハウステンボスはディズニーのマネをしない | インタビュー | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト



資金力もイベントやアトラクションにかけるお金も違うので「ディズニーがやることはうちはしない」という方針で改革を勧めました。


オランダへのこだわりを捨て、『本物のオランダを超える価値を創る』


出典キーワードは「脱ディズニー」 こだわり捨て復活したUSJとハウステンボス  WEDGE Infinity(ウェッジ)



ディズニーにもオランダにもない物を創りだした


【ディズニーの資金力に対して】
お金はあまりかけられなくとも感動で勝負


出典ハウステンボスはディズニーのマネをしない | インタビュー | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト



「見渡す限りバラが咲くから、感動する」という考えのもと、素晴らしいアイデアで対抗しました。





出典nagasaki-tabinet.com


100万本のバラの街


春に行われたイベントの1つです。





出典xmas.yahoo.co.jp


光の王国


イルミネーションのスケールを東洋一から世界一へと変えたイベントがこれ。

1000万球のイルミネーションで感動させました。


【オランダというこだわりを捨てて】
「日本一、東洋一、世界一」という規模感を持つコンテンツを導入


出典キーワードは「脱ディズニー」 こだわり捨て復活したUSJとハウステンボス  WEDGE Infinity(ウェッジ)



オランダという概念を捨てられなかったらこのイベントも行われなかったでしょうね。





出典kokogaiikamo.blog107.fc2.com


その象徴になったサウザンド・サニー号


大人気の尾田栄一郎さんの漫画『ワンピース』の世界観が味わえると人気になりました。

開業以来14年間赤字続きのハウステンボスを一年で黒字化に達成します。


 ― 売上2割増については、どのような取り組みをされましたか。

 去年(2009年)の4月に経営を引き継ぎましたから、まず最初の集客期は5月のゴールデンウィークになります。とにかく時間がないので、いろいろなことをやりました。先ほどお話ししたフリーゾーン開設のほか、入場料の値下げ、ミュージカルや体験型宝探しなどのイベント、佐世保グルメストリートなどの特色あるフードゾーン、マーチングバンドフェスタやパレードなどの企画によって、入場者数が前年比2割増になりました。
 あと、季節ごとに来てくださるお客様の層が異なります。そこで、季節に合わせたイベントを行うことで顧客の明確化を図りました。たとえば、夏休みは子ども連れの家族や若者が多いので、人気漫画「ONE PIECE」を主題にした「ONE PIECEメモリアルログ in ハウステンボス」を開催したり、人気アイドルグループとのコラボ・イベント「AKB48 DAY」を開いたり、フジテレビさんと組んで"明るいお化け屋敷ゾーン"「スリラー・ファンタジー・ミュージアム」をつくったりしました。
 一方、秋には人が少なくなるので、熟年マーケットをねらって「ガーデニングワールドカップ2010ナガサキ」を開きました。ねらいどおりシニア層がたくさん来てくださいました。
 冬には花も咲かず、さらにお客様が減るということだったので、東洋一を誇る700万球のイルミネーションで「光の王国」をつくったところ、大盛況になり、クリスマス期間の入場者数は前年比6割増になりました。秋冬期間の10月から3月まででみますと、前年同期比で入場者数は29パーセント、売上は24パーセント、それぞれ増加し、営業利益も10億円以上の赤字から、2億円以上の黒字へと大幅に良化させることができました。
 ― ものすごい良化ですね。でも、イベントを増やすと経費も増えませんか。

 その点は、先ほど言ったようにさまざまな工夫の積み重ねで抑えるように努力しました。それと、他社さんとの"共同事業"というスキームもつくりました。ディズニーさんは1つのアトラクションにものすごいお金をかけられる。うちもそうできればいいのですが、残念ながらお金がない。そこでフジテレビさんとの共同事業で「スリラー・ファンタジー・ミュージアム」を開設したほか、シャープさんとは「5D MIRACLE TOUR」というアトラクションをつくりあげました共同事業ですから、オープン後もお互いが努力してさらに内容がよくなっていくという効果も生まれました。
 ハウステンボス内へのベンチャー企業の誘致というのも新しい試みです。フリーゾーンで展開している「イングリッシュスクウェア」には、われわれも少し出資していますが、基本はアイディアを出してくださったジャイロスコープという東京の会社が運営しています。経費をかけずにお客を増やす仕組みの1つです。


その誰も再建できなかったのにどうやって黒字化にしたのか?!
その話をされました。

何をされたかというと、初めに全社員を集めて三つのお願いをされたそうです。

一つ目は、事務所はテーマパークも含めて『キレイに掃除する』こと。
経験上でレストランや事務所が汚い所で成功している例は少ないそうです。
だからまず朝10分でいいから掃除をしよう。そうすると成功する可能性がたかくなるからと
お願いされたそうです。

二つ目は、『あいさつをする』こと。
うまくいっている企業は元気がいい。逆に倒産前の会社など雰囲気が暗い。だから嘘でもいいから
元気に挨拶だけはしよう!とお願いされたそうです。

三つ目は、『動きを二割早くする』こと。
二割売り上げを挙げて、二割経費を削減すれば利益がでます。ただ従業員のことも考えずとりあえず
「経費を削れ」といわれても実践できるものではありません。
だから「みんなの動きを2割早くしよう。」とお願いされたそうです。それなら移動している時や
掃除する時も誰でも意識的に取り組めます。

初めに全社員にお願いしたのがたったこの三つです。
もちろん他にも色々策を講じられていますが、何より一番大事なことは従業員だということ。
それが分かっていなかったから経営のプロ集団の野村は失敗したのです。

誰がお客様と接するのかということ。
それは従業員です。従業員が変わらないと変わらない。
それで誰でも実践できる一番大事な基本の三つだけをお願いされたとのことです。

「何が一番大事なのか?」
それが分かっていないと、どれだけすごいことをしたとしても成功はしないということ。(野村がいい例です。)でも一番大事な事って見失いがちなんですよね。

みなさんは一番大事なことを見失っていないでしょうか?

修正:
「みんなの2割動きを早くしよう。」

「みんなの動きを2割早くしよう。」

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