2013年3月5日火曜日

金沢21世紀美術館  来客数年間150万人


金沢21世紀美術館



まず初めの儲かる美術館は、石川県にある金沢21世紀美術館。

金沢市が2004年に設立したまだ新しい美術館で、奇抜なアート作品がたくさん展示されています!

オープン当初に見込んでいた来客数は、年間30万人だったのですが、その予想を超えて年間なんと、150万人以上!

早速、儲かりのヒミツを金沢21世紀美術館館長の秋元雄史さんに見せて頂く事に…




秋元さん:ここはデザインギャラリーというスペースで、タダで見て頂けるスペースです!


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えっタダなのですか?

さらに!




秋元さん:建物の中で半分以上が無料スペースになっています。




何と、こちらの美術館、館内の半分以上がタダで入る事が出来るエリア!

そして、この「タダ」に儲かりのヒミツが隠されているのです。




秋元さん:これからご紹介するのは1番人気のスイミングプールという作品です!


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あれれっ 水中に人がいっぱい!

実はこれ、水面の底に透明な強化ガラスが張られていて、まるで水中にいる様に見えると言う仕掛けのアート作品なのです!

でも秋元さん、一番人気の作品までタダじゃ儲からないのではないですか?




秋元さん:上から見ていて中に入りたいなと思うまでは無料なのですが、中はチケットを買って入ることになります。




そう、外から観るのはタダだけど、プールの中から観るのは、ちゃんと、有料!

うーん、ここまで来たらせっかくだから、中に入りたい!というお客さんが、ついつい中に入り込んじゃうってワケなのです!

他にも…こちらの無料ゾーン。廊下の壁には、なぜか一箇所だけガラスになっているとこが…、そこからはガラス越しに、有料ゾーンの絵や、オブジェが、ちょっと見えています!


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秋元さん:ちょっと見える事で興味を持てば中に入って見ようかなと思われる方もいるので!




無料ゾーンで興味を持ってもらうことで、アートの世界へのハードルを下げるという儲かり作戦!それは建物の外にもあります!

屋外には、子どもがタダで遊べるアート作品が!


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美術館で楽しそうに遊んでいる人が周りから見えるから、気になった人がさらに集まって来るわけなのです!あの手この手で人をひきつける工夫がいっぱい!




儲かる美術館&博物館

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