2016年10月20日木曜日
カメラの海外転売はライバルが少ない「e-bay」で。月30万円の儲けに
商品単価が高く、1点あたりの利益も大きいカメラ転売。始めるには相応の運転資金が必要だが、「e-bayを利用した海外転売なら入金日が月2回のアマゾンと違って、商品が売れた後、ものの数分で入金されるので、資金繰りが楽というメリットがあります」と語るのはカメラ転売歴5年の東尾伸護氏。
昨年までは国内転売中心だったそうだが、海外転売のほうが楽だと知って切り替えたという。
「日本人と違って外国人は基本的に何も聞いてきません。あるとすれば値切り交渉くらい。オークションではなく固定金額制のため、最初から値引くことを想定して価格を決めるのがポイントです」
ちなみに売れ筋はデジカメではなく、フィルム用カメラとか。
「一般的な35ミリ判だとキヤノンやペンタックス、コンタックスにミノルタは人気。ただし、よく売れるのはニコンです。それと中判や大判のカメラの人気も非常に高く、なかでもマミヤは売れ筋です」
マミヤRZ67
ちなみに商品の仕入れ先は、主にオークションサイトや中古カメラ店。例えば、3万円で仕入れたマミヤ製中判カメラなら4万~4万5000円で売れるという
「e-bayは10品500ドルの初期出品制限がありますが、販売実績をつくって米国本社の窓口と電話交渉すれば、枠が最大10倍になります。交渉は英語ですが、通訳を格安で雇って代理交渉する方法などがネット上に紹介されています。手続きは面倒ですが、アマゾンと比べてライバル業者の数はずっと少ないのでオススメです」
出品枠アップに電話交渉が必要なe-bayだが、その後は販売実績に応じて自動的に出品枠が段階的に増えていくとのこと
【マミヤRZ67】
仕入れ値:3万円⇒売り値:4万5000円
海外で人気の中判フィルムカメラ。値引きを求められることを想定して値付けすれば、後の交渉もスムーズ
【東尾伸護氏】
転売先を国内から海外に切り替えたカメラ転売ヤー。著書に『1日15分で月10万稼ぐ カメラ転売』(遊タイム出版)など
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