2013年3月26日火曜日

アマゾン個人輸出で儲けるサラリーマンが続出中






アマゾン個人輸出で儲けるサラリーマンが続出中









「サラリーマンの副業といえば、海外から安く仕入れて、日本国内で売る『個人輸入』が人気でした。しかし最近、その反対の“個人輸出”がブームになりつつあります」と話すのは、『月に100万稼げる「Amazon輸出」入門』の著者・山村敦氏だ。




「『個人輸出』とは、日本で仕入れた商品を海外のアマゾンなどで売ることです。輸入との大きな違いは、まだ競争相手が少ないこと。アマゾン輸入はすでにさまざまなところで紹介され実践する人も多いのですが、一方の輸出はまだ少数しか参加していません。つまり、アマゾン輸出は、ネットビジネス界のブルーオーシャンなんです。また、輸入だと日本という限られた市場でしか勝負できませんが、輸出なら世界中の人を相手にできるので、マーケットが広いのも魅力。さらには、日本のアニメやフィギュア、ゲーム、おもちゃ、電化製品など、ジャパンブランドは海外でも人気が高く、そういう点も日本人の強みを生かせます」




⇒【写真】山村氏おすすめのアマゾン個人輸出商品 http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=410434




 ほかにも、今のような円安のときには断然、輸出が有利になるというメリットも大きい。




 日刊SPA!では、山村氏が推奨した2アイテムを紹介しているが、3/26発売の週刊SPA!「アマゾン個人輸出儲けマニュアル28」特集では、全28アイテムと、アマゾン個人輸出をする際の手順やポイントも解説している













カシオ プロトレックPRW-5100-1JF:3万6700円→956ドル/米国アマゾンの人気ランキングで上位に位置するカシオの腕時計。「簡単にリサーチできるので、海外でも人気のJAPANブランドを押さえておくのは鉄板です」(山村氏)










ザ・ビートルズ1962年~1966年:1500円→125ポンド/海外で限定版を出しているアーティストの場合、ファンが自国で手にはいらない限定版を欲しがることも多い。「『日本限定版』などの商品は、コアなファンから人気ですね」
日刊SPA!
2013年03月26日09時03分


2013年3月19日火曜日

映画監督が選んだオールタイム・ベスト100(2012年版) 


映画監督が選んだオールタイム・ベスト100(2012年版) “Sight & Sound”誌より

<<   作成日時 : 2012/08/23 21:32   >>


【Directors’ Top 100 Films】

 1位:『東京物語』“Tokyo Story”(1953/日) 監督:小津安二郎

 2位:『2001年宇宙の旅』“2001: A Space Odyssey”(1968/米・英) 監督:スタンリー・キューブリック

 2位:『市民ケーン』“Citizen Kane”(1941/米) 監督:オーソン・ウェルズ

 4位:『8 1/2』“8 1/2”(1963/伊) 監督:フェデリコ・フェリーニ

 5位:『タクシー・ドライバー』“Taxi Driver”(1976/米) 監督:マーティン・スコセッシ

 6位:『地獄の黙示録』“Apocalypse Now”(1979/米) 監督:フランシス・フォード・コッポラ

 7位:『ゴッドファーザー』“The Godfather”(1972/米) 監督:フランシス・フォード・コッポラ

 7位:『めまい』“Vertigo”(1958/米) 監督:アルフレッド・ヒッチコック

 9位:『鏡』“Mirror”(1974/ソ連) 監督:アンドレイ・タルコフスキー

 10位:『自転車泥棒』“Bicycle Thieves”(1948/伊) 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ

 11位:『勝手にしやがれ』“Breathless”(1960/仏) 監督:ジャン=リュック・ゴダール

 12位:『レイジング・ブル』“Raging Bull”(1980/米) 監督:マーティン・スコセッシ

 13位:『仮面/ペルソナ』“Persona”(1966/スウェーデン) 監督:イングマール・ベルイマン

 13位:『大人は判ってくれない』“The 400 Blows”(1959/仏) 監督:フランソワ・トリュフォー

 13位:『アンドレイ・ルブリョフ』“Andrei Rublev”(1966/ソ連) 監督:アンドレイ・タルコフスキー

 16位:『ファニーとアレクサンデル』“Fanny and Alexander”(1984/スウェーデン) 監督:イングマール・ベルイマン

 17位:『七人の侍』“Seven Samurai”(1954/日) 監督:黒澤明

 18位:『羅生門』“Rashomon”(1950/日) 監督:黒澤明

 19位:『バリー・リンドン』“Barry Lyndon”(1975/英・米) 監督:スタンリー・キューブリック

 19位:『奇跡』“Ordet”(1955/ベルギー・デンマーク) 監督:カール・ドライヤー

 21位:『バルタザールどこへ行く』“Au hasard Balthazar”(1966/仏・スウェーデン) 監督:ロベール・ブレッソン

 22位:『モダン・タイムス』“Modern Times”(1936/米) 監督:チャーリー・チャップリン

 22位:『アタラント号』“L’Atalante”(1934/仏) 監督:ジャン・ヴィゴ

 22位:『サンライズ』“Sunrise: A Song of Two Humans”(1927/米) 監督:F・W・ムルナウ

 22位:『ゲームの規則』“La Règle du jeu”(1939/仏) 監督:ジャン・ルノワール

 26位:『黒い罠』“Touch Of Evil”(1958/米) 監督:オーソン・ウェルズ

 26位:『狩人の夜』“The Night of the Hunter”(1955/米) 監督:チャールズ・ロートン

 26位:『アルジェの戦い』“The Battle of Algiers”(1966/伊・アルジェリア) 監督:ジッロ・ポンテコルヴォ

 26位:『道』“La Strada”(1954/伊) 監督:フェデリコ・フェリーニ

 30位:『ストーカー』“Stalker”(1979/ソ連) 監督:アンドレイ・タルコフスキー

 30位:『街の灯』“City Lights”(1931/米) 監督:チャーリー・チャップリン

 30位:『情事』“L’avventura”(1960/伊) 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ 

 30位:『フェリーニのアマルコルド』“Amarcord”(1973/伊・仏) 監督:フェデリコ・フェリーニ

 30位:『奇跡の丘』“The Gospel According to St Matthew”(1964/伊・仏) 監督:ピエロ・パオロ・パゾリーニ

 30位:『ゴッドファーザー PartⅡ』“The Godfather Part II”(1974/米) 監督:フランシス・フォード・コッポラ

 30位:『炎628』“Come And See”(1985/ソ連) 監督:エレム・クリモフ

 37位:『クローズ・アップ』“Close-Up”(1990/イラン) 監督:アッバス・キアロスタミ

 37位:『お熱いのがお好き』“Some Like It Hot”(1959/米) 監督:ビリー・ワイルダー

 37位:『甘い生活』“La dolce vita”(1960/伊) 監督:フェデリコ・フェリーニ

 37位:『裁かるゝジャンヌ』“The Passion of Joan of Arc”(1927/仏)  監督:カール・ドライヤー

 37位:『プレイタイム』“Play Time”(1967/仏) 監督:ジャック・タチ

 37位:『抵抗(レジスタンス)/死刑囚の手記より』“A Man Escaped”(1956/仏) 監督:ロベール・ブレッソン

 37位:『ビリディアナ』“Viridiana”(1961/西・メキシコ) 監督:ルイス・ブニュエル

 44位:『ウエスタン』“Once Upon a Time in the West”(1968/伊・米) 監督:セルジオ・レオーネ

 44位:『軽蔑』“Le Mépris”(1963/仏・伊・米) 監督:ジャン=リュック・ゴダール

 44位:『アパートの鍵貸します』“The Apartment”(1960/米) 監督:ビリー・ワイルダー

 44位:『狼の時刻』“Hour of the Wolf”(1968/スウェーデン) 監督:イングマール・ベルイマン

 48位:『カッコーの巣の上で』“One Flew Over the Cuckoo's Nest”(1975/米) 監督:ミロス・フォアマン

 48位:『捜索者』“The Searchers”(1956/米) 監督:ジョン・フォード

 48位:『サイコ』“Psycho”(1960/米) 監督:アルフレッド・ヒッチコック

 48位:『カメラを持った男』“Man with a Movie Camera”(1929/ソ連) 監督:ジガ・ヴェルトフ

 48位:『SHOAH』“Shoah”(1985/仏) 監督:クロード・ランズマン

 48位:『アラビアのロレンス』“Lawrence Of Arabia”(1962/英) 監督:デイヴィッド・リーン

 48位:『太陽はひとりぼっち』“L'eclisse”(1962/伊・仏) 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ

 48位:『スリ』“Pickpocket”(1959/仏) 監督:ロベール・ブレッソン

 48位:『大地のうた』“Pather Panchali”(1955/印) 監督:サタジット・レイ

 48位:『裏窓』“Rear Window”(1954/米) 監督:アルフレッド・ヒッチコック

 48位:『グッドフェローズ』“Goodfellas”(1990/米) 監督:マーティン・スコセッシ

 59位:『欲望』“Blow Up”(1966/英) 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ

 59位:『暗殺の森』“The Conformist”(1970/伊・仏・西独) 監督:ベルナルド・ベルトルッチ

 59位:『アギーレ 神の怒り』“Aguirre, Wrath of God”(1972/西独) 監督:ヴェルナー・ヘルツォーク

 59位:『ガートルード』“Gertrud”(1964/デンマーク) 監督:カール・ドライヤー

 59位:『こわれゆく女』“A Woman Under the Influence”(1974/米) 監督:ジャン・カサヴェテス

 59位:『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』“The Good, the Bad and the Ugly”(1966/伊・米) 監督:セルジオ・レオーネ

 59位:『ブルー・ベルベット』“Blue Velvet”(1986/米) 監督:デイヴィッド・リンチ

 59位:『大いなる幻影』“La Grande Illusion”(1937/仏) 監督:ジャン・ルノワール

 67位:『地獄の逃避行』“Badlands”(1973/米) 監督:テレンス・マリック

 67位:『ブレードランナー』“Blade Runner”(1982/米) 監督:リドリー・スコット

 67位:『サンセット大通り』“Sunset Blvd.”(1950/米) 監督:ビリー・ワイルダー

 67位:『雨月物語』“Ugetsu monogatari”(1953/日) 監督:溝口健二

 67位:『雨に唄えば』“Singin'in the Rain”(1951/米) 監督:スタンリー・ドーネン & ジーン・ケリー

 67位:『花様年華』“In the Mood for Love”(2000/香港) 監督:ウォン・カーウァイ

 67位:『イタリア旅行』“Journey to Italy”(1954/伊) 監督:ロベルト・ロッセリーニ

 67位:『女と男のいる舗道』“Vivre sa vie”(1962/仏) 監督:ジャン=リュック・ゴダール

 75位:『第七の封印』“The Seventh Seal”(1957/スウェーデン) 監督:イングマール・ベルイマン

 75位:『隠された記憶』“Hidden”(2004/仏・オーストリア・伊・独) 監督:ミヒャエル・ハネケ

 75位:『戦艦ポチョムキン』“Battleship Potemkin”(1925/ソ連) 監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン

 75位:『M』“M”(1931/独) 監督:フリッツ・ラング

 75位:『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』“There Will Be Blood”(2007/米) 監督:ポール・トーマス・アンダーソン

 75位:『シャイニング』“The Shining”(1980/英) 監督:スタンリー・キューブリック

 75位:『キートンの大列車追跡』“The General”(1926/米) 監督:バスター・キートン & クライド・ブラックマン

 75位:『マルホランド・ドライブ』“Mulholland Dr.”(2001/米) 監督:デイヴィッド・リンチ

 75位:『時計じかけのオレンジ』“A Clockwork Orange”(1971/米) 監督:スタンリー・キューブリック

 75位:『不安と魂』“Fear Eats the Soul”(1974/西独) 監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー

 75位:『ケス』“Kes”(1969/英) 監督:ケン・ローチ

 75位:『ハズバンズ』“Husbands”(1975/米) 監督:ジョン・カサヴェテス

 75位:『ワイルドバンチ』“The Wild Bunch”(1969/米) 監督:サム・ペキンパー

 75位:『ソドムの市』“Salo, or The 120 Days of Sodom”(1975/伊・仏) 監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ

 75位:『JAWS/ジョーズ』“Jaws”(1975/米) 監督:スティーヴン・スピルバーグ

 75位:『忘れられた人々』“Los Olvidados”(1950/メキシコ) 監督:ルイス・ブニュエル

 91位:『気狂いピエロ』“Pierrot le fou”(1965/仏・伊) 監督:ジャン=リュック・ゴダール

 91位:『アンダルシアの犬』“Un chien andalou”(1928/仏) 監督:ルイス・ブニュエル

 91位:『チャイナタウン』“Chinatown”(1974/米) 監督:ロマン・ポランスキー

 91位:『ママと娼婦』“La Maman et la putain”(1973/仏) 監督:ジャン・ユスターシュ

 91位:『美しき仕事』“Beau Travail”(1998/仏) 監督:クレール・ドゥニ

 91位:『オープニング・ナイト』“Opening Night”(1977/米) 監督:ジョン・カサヴェテス

 91位:『黄金狂時代』“The Gold Rush”(1925/米) 監督:チャーリー・チャップリン

 91位:『新学期・操行ゼロ』“Zero de Conduite”(1933/仏) 監督:ジャン・ヴィゴ

 91位:『ディア・ハンター』“The Deer Hunter”(1977/米) 監督:マイケル・チミノ

 91位:『ラルジャン』“L' argent”(1983/仏・スイス) 監督:ロベール・ブレッソン

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 映画批評家が選んだオールタイムベスト250と映画監督が選んだオールタイム・ベスト100とは、おおまかに言えば、重なっている作品の方が多いのですが、細かく見ていくといろいろ違いがあって―

 映画批評家が選んだオールタイムベスト50(250でも同じ)に入っていて、映画監督が選んだオールタイム・ベストに入っていない作品は―

 15位:『晩春』
 35位:『メトロポリス』
 35位:“Jeanne Dielman, 23 quai du Commerce 1080 Bruxelles”(ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン)
 35位:『サタンタンゴ』
 48位:『映画史』
 50位:『ラ・ジュテ』

 映画監督が選んだオールタイム・ベスト100に入っていて、映画批評家が選んだオールタイムベスト250に入っていない作品は―

 30位:『奇跡の丘』
 44位:『狼の時刻』
 48位:『カッコーの巣の上で』
 59位:『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』
 59位:『ブルー・ベルベット』
 75位:『ハズバンズ』
 75位:『JAWS/ジョーズ』
 91位:『オープニング・ナイト』
 91位:『新学期・操行ゼロ』
 91位:『ディア・ハンター』

 そのほか、映画監督のランキングが高くて、映画批評家のランキングが低い作品は―

 12位:『レイジング・ブル』 映画批評家:53位
 19位:『バリー・リンドン』 映画批評家:59位
 22位:『モダン・タイムス』 映画批評家:63位
 30位:『炎628』 映画批評家:154位
 44位:『アパートの鍵貸します』 映画批評家:127位
 75位:『シャイニング』 映画批評家:154位

 これらの違いは―

 ・映画批評家は、職業柄、自分の好みに関わりなく、古今東西の映画を、まんべんなく見なければならない

 ・一方、映画監督は、基本的には、必ずしもまんべんなく映画史を押さえている必要はなく、世界各国の映画に通じている必要もない

 ・映画監督になるに当たって、欧米の映画監督が学ぶべき一群の欧米映画というものがあるらしく(映画の教科書的な?)、主な欧米の映画監督を中心に行なわれているこのアンケートにおいて、特にそういった作品がアンケート結果に色濃く出やすい

 ・実作者ならではの、好みの監督や好み作品が確かに存在する

 といったところからくるのではないかと考えられます。

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 上位100作品の中に、3作品以上ランクインしている監督の作品は以下の通りです。

 スタンリー・キューブリック
 『2001年宇宙の旅』、『バリー・リンドン』、『シャイニング』、『時計じかけのオレンジ』

 フェデリコ・フェリーニ
 『8 1/2』、『道』、『フェリーニのアマルコルド』、『甘い生活』

 ジャン=リュック・ゴダール
 『勝手にしやがれ』、『軽蔑』、『女と男のいる舗道』、『気狂いピエロ』

 イングマール・ベルイマン
 『仮面/ペルソナ』、『ファニーとアレクサンデル』、『狼の時刻』、『第七の封印』

 ロベール・ブレッソン
 『バルタザールどこへ行く』、『抵抗(レジスタンス)/死刑囚の手記より』、『スリ』、『ラルジャン』

 マーティン・スコセッシ
 『タクシー・ドライバー』、『レイジング・ブル』、『グッドフェローズ』

 フランシス・フォード・コッポラ
 『地獄の黙示録』、『ゴッドファーザー』、『ゴッドファーザー PartⅡ』

 アルフレッド・ヒッチコック
 『めまい』、『サイコ』、『裏窓』

 アンドレイ・タルコフスキー
 『鏡』、『アンドレイ・ルブリョフ』、『ストーカー』

 カール・ドライヤー
 『奇跡』、『裁かるゝジャンヌ』、『ガートルード』

 チャーリー・チャップリン
 『モダン・タイムス』、『街の灯』、『黄金狂時代』

 ミケランジェロ・アントニオーニ
 『情事』『太陽はひとりぼっち』、『欲望』

 ビリー・ワイルダー
 『お熱いのがお好き』、『アパートの鍵貸します』、『サンセット大通り』

 ルイス・ブニュエル
 『ビリディアナ』、『忘れられた人々』、『アンダルシアの犬』

 ジョン・カサヴェテス
 『こわれゆく女』、『ハズバンズ』、『オープニング・ナイト』

 これらだけで全体の半分、50作品あります。
 これらが映画監督たちにとって、特に重要な15人の映画監督ということになるでしょうか。現役の監督は、わずかに3人です。

2013年3月15日金曜日

“3Dプリンター革命” ~変わるものづくり~




“3Dプリンター革命”

~変わるものづくり~




 


 


出演者小林 茂 さん(情報科学芸術大学院大学(IAMAS)准教授)




服、家電、車、臓器…様々な製品を作ることができる3Dプリンターが、“ものづくり”の形を根本から変えようとしている。プラスチックなど、様々な素材を少しずつ塗り重ね、精巧な製品を作り上げる3Dプリンター。金型を使わずに直接製品を作れるため、消費者が求めるオンリーワンの商品を即座に低コストで作ることができる。従来の大量生産ではすくいきれなかった「多品種少量」の市場を切り開くと期待され、オバマ政権も米の製造業を復活させる切り札と位置づける。3Dプリンターの可能性と産業・社会に与える影響を考える。





3次元の立体物を自在に作れる3Dプリンター、夢の印刷機と言われています。

今晩のクロ現は、「“3Dプリンター革命” ~変わるものづくり~」です。

早速、プレビューを覗いてきました。




まず、驚かされるのが、ファッションショーのドレスや最先端の電気自動車、火星探査機の部品、はては、骨まで3Dプリンターで作られるという実態です。思っている以上に、さまざまな産業で導入が進んでいるのがわかります。









たとえば、電気自動車。流線型の未来的なデザインが目を引きますが、これを製造しているのは、自動車メーカーではないのだといいます。自動車づくりが好きな人たちが作ったのだといいます。3Dプリンターで作ることで、時間とコストを大幅に減らすことができます。








3Dプリンターについては、そういうものがあるというのは知っていましたが、VTRに登場した、東大病院が作った人工の骨のシーンには驚きました。まさにSFの世界が現実になろうとしているのがわかります。




コストが安くなるだけでなく、消費者側も、大量生産されたものは欲しくないというマインドの変化もあるようです。

VTRに登場する日本のベンチャーも頑張っています。一つひとつの販売数は少ないが、多品種を少量作ることで、新たなビジネスのチャンスを窺っています。まさに、「モノづくり」の考え方が変わる出来ごとに思います。




アメリカでは、オバマ大統領が国の政策の切り札にしようとしています。

全米1000の学校に3Dプリンターの導入をはじめているのだといいます。




未来を担う人材が着々と育つ素地ができつつあることを実感しました。




3Dプリンターは、日本のモノ作りをも変えるかもしれません。

2013年3月5日火曜日

金沢21世紀美術館  来客数年間150万人


金沢21世紀美術館



まず初めの儲かる美術館は、石川県にある金沢21世紀美術館。

金沢市が2004年に設立したまだ新しい美術館で、奇抜なアート作品がたくさん展示されています!

オープン当初に見込んでいた来客数は、年間30万人だったのですが、その予想を超えて年間なんと、150万人以上!

早速、儲かりのヒミツを金沢21世紀美術館館長の秋元雄史さんに見せて頂く事に…




秋元さん:ここはデザインギャラリーというスペースで、タダで見て頂けるスペースです!


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えっタダなのですか?

さらに!




秋元さん:建物の中で半分以上が無料スペースになっています。




何と、こちらの美術館、館内の半分以上がタダで入る事が出来るエリア!

そして、この「タダ」に儲かりのヒミツが隠されているのです。




秋元さん:これからご紹介するのは1番人気のスイミングプールという作品です!


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あれれっ 水中に人がいっぱい!

実はこれ、水面の底に透明な強化ガラスが張られていて、まるで水中にいる様に見えると言う仕掛けのアート作品なのです!

でも秋元さん、一番人気の作品までタダじゃ儲からないのではないですか?




秋元さん:上から見ていて中に入りたいなと思うまでは無料なのですが、中はチケットを買って入ることになります。




そう、外から観るのはタダだけど、プールの中から観るのは、ちゃんと、有料!

うーん、ここまで来たらせっかくだから、中に入りたい!というお客さんが、ついつい中に入り込んじゃうってワケなのです!

他にも…こちらの無料ゾーン。廊下の壁には、なぜか一箇所だけガラスになっているとこが…、そこからはガラス越しに、有料ゾーンの絵や、オブジェが、ちょっと見えています!


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秋元さん:ちょっと見える事で興味を持てば中に入って見ようかなと思われる方もいるので!




無料ゾーンで興味を持ってもらうことで、アートの世界へのハードルを下げるという儲かり作戦!それは建物の外にもあります!

屋外には、子どもがタダで遊べるアート作品が!


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美術館で楽しそうに遊んでいる人が周りから見えるから、気になった人がさらに集まって来るわけなのです!あの手この手で人をひきつける工夫がいっぱい!




儲かる美術館&博物館

女子高生が鶏を育てて解体して食べる 「命の授業」は残酷か?



カメラは鶏の首を持ち、ナイフを刺す生徒たちの表情を追う。嗚咽し、涙を流す少女たち。覚悟を決めた力強い意志を感じさせる男子生徒。そして、順番を待ってはいるものの、一歩を進めることさえ困難そうな塚本さん……。




 この日の『情熱大陸』は福岡県立筑水高等学校の真鍋公士教師が主役だが、ディレクターの視点は彼女に向いていた。真鍋教師を軸に進めつつも、彼女の成長もしっかりと追う。そのように構成することで、番組の視点が視聴者に近くなる。そして首を切られる鶏を一切、映すことなく、しかしそれを見る生徒たちの表情を捉えることで、制作者が何を伝えたいのが明確になった。




 このクラスでは食品流通科一年生の授業として毎年「命の授業」が行われている。鶏の受精卵を生徒一人ずつが飼育し、成長したそれを自らの手で解体し、食べるのだ。命の尊厳を肌で感じる授業はメディアにも取り上げられ、文部科学大臣奨励賞を受賞した。




 だが、一方で批判もある。




 学生にそんな残酷なことをさせなくても、という意見だ。しかし真鍋先生には直接体験することでしか伝えられない教育がある、と確信している。でなければこのような授業を16年間も続けられるはずがない。三カ月の最後、生徒たちは二つの選択を選ぶことになる。工場に出荷するか、自らの手で解体をするか。受精卵に名前を付け、愛着のある「子」を自らの手で「殺す」のには並大抵の覚悟ではないはずだ。




 産まれた時から側にいて、今も安心して腕の中にいる鶏の命を選択するという授業。僕は『情熱大陸』という番組を通し、傍観する立場にいるが、ここに映る被写体たちの気持ちを思うと苦しい。しかし、それも想像でしかない。




 僕は、卒業生の会話が印象的だった。ある女性は、学生の頃に妊娠し、周囲からは出産を反対されたが、「鶏の解体を経験したからこそ、堕胎という考えには至らなかった」と子供を抱きながら言う。「こんな時、真鍋は思う。自分のやり方は間違っていなかった」ーーそう、ナレーションが補足をするが、その思いは居酒屋で学生時代の彼女の写真を見つめ、笑う表情で十分に伝わった。




 塚本さんは餌を上手く食べられない鶏の面倒を見る。養鶏場ならば切り捨てられてしまう、弱い命かもしれない。しかし、自ら名前を付けた命だからこそ助けられる。数カ月後には「食べられる」命だが、今はまだ違う。か弱い鶏を集団から離し、個別に餌を与える。一生懸命に食べる小さな鶏。その一生懸命な姿をカメラはローアングルで撮影する。




 夕方、女性たちが「お友達つれてきた」と笑い合い、地面に直座りするさりげないカットがある。そこに重なる「学んでいるのは飼育だけではない。生徒たちは自分たちが生きている意味さえ突きつけられる」というナレーション。鶏も彼女たちの周囲を歩き回り、真鍋先生も加わる、よくある高校の放課後の風景だったが、何かかけがえのない瞬間を切り取っているようにも見えた。




 いよいよ鶏を解体する時が近づいてきた。塚本さん自ら解体することに同意した。真鍋先生は「自分がかわいがってきたんだから、最後まで面倒をみてやろう」と思ったのではないか、とこれまで見てきた生徒と重ねて分析する。




 冒頭にも書いたように、鶏の首を切る瞬間は、人間たちのアップで捉えられた。制作者はここまで丹念に真鍋先生と生徒たちに寄り沿い描いてきた。だからこそ彼らの苦しさが伝わる。しかし、この授業は命を頂き、調理するまで続く。真鍋先生が皮を剥ぎ、生徒たちは「おぉー」と驚きの声をあげる。スーパーや食肉店で見慣れた「肉」に変わると、生徒たちも仕事に没頭し始める。




 真鍋先生は「必ず」という言葉を強く発する。




「人間は残酷で、必ず食べなきゃ生きていけない」「君たちが今、生きてるのも両親がいるからだ。それを絶対忘れちゃいけない」




「絶対」という言葉も、軽々しく使われてはいない。本当の事実だけを指す時に使う言葉なのだ、と思った。




 番組は、塚本さんの作文で締められた。




「この命の学習を通して一つ一つの命の重さはもちろん、隣でずっと声をかけてくれた友達の大切さを改めて知る事ができました」と。命を扱うからこそ、それだけでない様々なことに気づける、そんなことを僕も気づいた。




『情熱大陸』のテーマ曲もいつもよりスローテンポで叙情的な雰囲気だった。番組スタッフも様々な発見があったんだろう。僕には真鍋先生と生徒たちへの感謝のように思えたのだが、考え過ぎだろうか。

(文=松江哲明/映画監督)

なんでんかんでん


なんでんの伝説

伝説その1【東京人が初めて食べた豚骨ラーメン】
パネル1
1987年7月東京、世田谷区は環七に、彗星のごとく現れたラーメン店 なんでんかんでん。
当時、ラーメンといえば、醤油か味噌しかなかった関東になんでんかんでんの豚骨ラーメンは衝撃的だった。
多くの関東人が“なんでんかんでん”で初めて豚骨ラーメンを知ったのだった。
創業時の新聞取材で、「この店が成功したならば、10年後の日本のラーメンは豚骨になるだろう」と答えている。事実、現在、多くのラーメン店は豚骨が主体のラーメンとなっている。
伝説その2【最大数百メートルもの行列と環七なんでんかんでん渋滞】
本店行列9
当時の繁盛ぶりは凄まじく、夜間の営業にも関わらず、毎夜1000人の大行列、環七通りには違法駐車が続出、なんでんかんでん渋滞とも呼ばれ社会現象に・・・
なんでんかんでんの行列は、現在の有名ラーメン店にも破られていない。
伝説その3【110番、150回!!日本初!!交番所付きラーメン店】
ラーメンを食べたさに大事故も続出!!違法駐車、騒音、更には臭い、110番は1日に50回以上!!警察は、あまりの苦情の多さに開店から閉店までパトカーを店前に在駐させ、マスコミは日本一ドロボーが入りにくいラーメン店とひにくった。
しかし、一軒のラーメン店の為に税金のムダ使いとの社会問題になり、半年で撤退した。
伝説その4【テレビ、マスコミ露出は業界ナンバーワン!!】
パネル2
25年間に出演したテレビ番組は、実に900回以上!!
雑誌、新聞などの媒体を含めると1500を超え、業界では群を抜いている。
中でも、川原社長がレギュラー出演した【マネーの虎】(日本テレビ)は、テレビ史上に残る人気番組となり、全国の若者に企業欲をかきたてた。
また、プロ歌手への登竜門【歌スタ!!】のオープニングソングを担当するなど、歌手としての実力も発揮、有名タレント店主の草分け的な存在となった。
伝説その5【なんでんかんでんの成功をきっかけに、日本はラーメンブームへ】
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なんでんかんでんの成功を、きっかけにラーメンというビジネスが脚光を浴びはじめ、
脱サラして、ラーメン屋のオヤジへという人も・・・
それまで、あまりイメージが良くなかったラーメン屋もカッコイイ職業の一つとなり、
若者の起業者も続出。豚骨ブームから始まったラーメンブームも全国に広まり多種多様化、ラーメン番組は定番になり、日本は本格的なラーメン国家と変貌していった。

伝説その6【お待たせ劇場!!】
パネル4
お待ちいただいているお客様が退屈しないように行列の途中にステージを設置、漫才、歌、手品などゲストを招き出演させた。(ちなみに最高時の行列は100メートル以上。)
時には、間 寛平さんや、ポカスカジャンなどの人気芸人も・・・
伝説その7【世界初!!食べる広告プリントのり!!】
なんでんかんでんが世界に誇る大発明、それが“プリントのり”卵殻カルシウム、小麦粉などを主原料に作った食材を海苔に印刷。もちろん化学添加物は一切不使用。
ディズニー、サンリオなどのキャラクターを印刷した海苔も・・・
世界初の食べる広告としても話題を独占!!
広告としての話題性、間違いなし!!あなたも【プリントのり】で広告をしませんか?
現在、広告主を募集中!!詳しくはHPをご覧下さい。
伝説その8【おのだサンパーク店 ラーメン提供数1万杯突破!!】
オープン1ヶ月でラーメン提供数1万杯を達成。山口県のラーメン店では驚異のスピード。