2013年12月5日木曜日

株主優待のカリスマ、桐谷広人


株主優待のカリスマ、桐谷広人さんが教える手放したくない銘柄【外食産業編】


2013年10月15日
※この記事は、日経マネーが発行した日経ホームマガジン「桐谷広人さんが教える 株主優待ガイド」から転載したものです。内容は基本的に執筆時点のものとなります。


 皆さん、優待生活を楽しんでいらっしゃいますか。桐谷です。それにしてもテレビの仕事は大変で、いつぞやは伊豆の競輪学校で「体力測定」(!?)をさせられましたよ。しかも普段乗っているママチャリで競輪選手たちに混じって走ったので、もうヘトヘト。幸いにも体力は、実年齢の63歳の平均を上回るものと判定されましたけどね。
総合利回り20%の銘柄も

 さて外食銘柄には、優待+配当の「総合利回り」の高い、魅力的な銘柄がたくさんあります。飲食業は材料の原価率が低くて利益率が高いため、他の業種より高い優待を提供できるんですね。株価が高くなった今でも総合利回りが8~9%に届く銘柄も見つかり、しかも会社が無理して優待を出していませんので、廃止リスクも低めです。一度持つと長く優待の恩恵にあずかれるのが外食銘柄の大きな魅力でしょう。

 その中でも私の一押しはコロワイドですね。居酒屋の「北海道」や「甘太郎」をはじめ、レストラン、回転寿司など幅広い業態を運営している外食大手です。優待品は同社の店舗で飲食できるポイントカード。飲食店の優待は1枚500円とか1000円の食事券でお釣りが出ないのが一般的ですが、ここはカード形式で1ポイント=1円単位で利用できるので、とても使い勝手がいい。いろんな業態があるので東京だと使える店も豊富。広島に帰省している間はほぼ使えませんが。

 買ったのは10年ほど前だったでしょうかね。株価が現在の半分以下でしたので、総合利回りは20%ぐらいのはず。私の保有銘柄の中でもこれはダントツの高利回りで、既に買い値の倍は飲食してますから完全に元を取っています。ポイントを商品に交換できるのも嬉しいですね。期限までに店舗で使い切れそうにないポイントはタラバガニなどに交換しています。



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お通しのない店を選べ!

 2番目はマルシェ。居酒屋の「酔虎伝」や「八剣伝」などを運営している会社です。これも総合利回りが魅力で持っています。ただ難点は、1回に税込みで1050円分しか優待券が使えないこと。お通しが付くので自分で注文するのはビールと料理1品くらい。こうすると大体1000円以内に収まるので現金を使わずに済みます。でも同じマルシェが運営する店でもお通しを出さない所もあるんですね。そういう店では料理を1~2品余分に注文できてお得です。優待券はお通しのない店で利用するのが重要ですよ!(笑)

 次は三光マーケティングフーズ。この会社は実はあまり儲かっていないのですが、居酒屋の「月の雫」によく行くので持っています。

 他に、セルフうどん店の「楽釡製麺所」も時々利用します。ここはうどん1杯290円などと単価が安いのですが、優待の1000円券をうまく使い切るため、1人で行くときには天ぷらを多めに買ってビニール袋に詰めて持ち帰ります。で、他社の優待でもらったお米を炊いて、天ぷらをおかずにして食べるわけですネ。
あげて喜ばれる優待券は?



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 4番目は日本マクドナルドホールディングス。ここの優待券は自分でも使うし、人にあげても喜ばれるので非常に重宝。私は基本的に優待券を人にあげないのですが、これは例外です。優待券は3商品の無料引換券が1シートにまとまっていますが、商品別にちぎって1枚ずつ使えます。外出中にコーヒーが飲みたいときはコーヒー券だけ切って使うといった具合。

 なぜ券を人にあげないかというと、詳しくない人に居酒屋の優待券をあげても、「これで本当に飲食できるのか?」と半信半疑で、結局使ってもらえず無駄になるからです。でもマクドナルドは皆行き慣れていて使いやすいようで、若い女性の受けもいい。番組で知り合ったタレントさんにあげるとブログに書いてもらえたりして、それも嬉しいですね。

 最後にテンアライド。居酒屋「天狗」の会社です。ここは現在は無配で業績的には悩ましいのですが、優待券が金券ショップで他社のより高く売れるのが魅力。テンアライドの優待券は一度に何枚でも使えて便利だからです。私の行く金券ショップでは額面の85%で買い取ってくれるので、ここ1~2年は全て売って換金しています。

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